表示したデータを曜日にする
いよいよ本題の部分です。
表示したデータを曜日にしましょう。
日付のデータを曜日に変えるには、|(パイプ)を使います。
パイプは、パイプの左側のデータに右側のフォーマットでフィルターをかけて表示するときに使われます。
といってもこれではイメージがわきづらいですので、具体的なコードでみていきましょう。
[コード]
-BASE/template/detail.html
Friday ← new!
最後の行の部分に注目してください。
object.nowtimeの右側に、| date:"l"と書かれていることが分かります。
こうすることによって曜日を出力することができるのですが、その背景について違う例を使ってみていきましょう。
分かりやすい例で考える
date:"l"は少し難しい表現なので、まずは簡単な表現からみていきましょう。
例えば、このようなコードがあったとします。
これは、タイトルを小文字で表現するという意味です。
object.titleというデータにlower(小文字にする)というフィルターをかけて出力をしています。
次に、少し違う表現をみていきましょう。
truncatewordsというのは切り捨てるという意味です。
つまり、これはobject.contentというデータを、10文字で切り捨てるということを意味します。
ここで、truncatewordはフィルター、:10というのは引数という整理になります。
この例を見たうえで、date:"l"を見るとイメージがわきやすくなると思います。
このdate:"l"というのは、受け取ったデータを日付のフォーマットに変えて、さらにそれを曜日に変えるという指示をしているのです。
"l"は曜日に変えるという指示です。
この結果として、Fridayというのは、日付のデータを曜日に変えるという意味になるのです。
実際に出力してみましょう。
日付の部分がSaturdayになっていることが分かります。