ここまで、3つのアプリを作ってきました。

それぞれのアプリでsuperuserを作ってきましたが、一般ユーザーの設定については触れてきませんでした。

ECサイトでユーザーがログインする場合など、ユーザーのログインはサイトを作るうえで重要な機能になってきます。

そこで、ここからはログインの実装を進めていきましょう。

ログインについては、2つに分けて説明をしていきます。

1つ目は、djangoのデフォルトユーザーモデルを使う方法、もう一つはユーザーモデルを1から作る方法です。

まずは、djangoが備えているモデルを使って実装を進めていきましょう。

完成イメージ

ログインページを作り、ユーザーがログインができるようにします。

そして、ログインが完了したらログイン後のページが表示されるようにし、ログインできなかった場合はログインページにまた戻る、という仕様にします。

プロジェクトの作成

プロジェクトを作成していきましょう。

コマンドライン
$　cd~
$　mkdir project
$　django-admin startproject loginproject .
$　django manage.py startapp login

settings.pyファイルを編集していきます。

コード
-BASE/settings.py
...
INSTALLED_APPS = [
    ...
    'login',    ← new!
]
TEMPLATES = [
    ...
    'DIRS': [BASE_DIR, 'templates']    ← new!
...
]

loginアプリの中でurls.pyファイルを作っていきましょう。

コマンドライン
-BASE/login
touch urls.py

これで初期設定は完了です。

次の記事から、早速モデルを作っていきましょう。