■スズメのの羽ばたきは非常に早く、
ネットで調べてみたところ、
1秒あたり15回も羽を動かしているそうです。
人がどれだけ頑張って腕を動かしたとしても、
1秒で二往復か三往復をするのが
精一杯と言えるのではないでしょうか。
つまり、私達がスズメに勝とうと思っても
間違いなく勝つことはできないでしょう。
というよりも、私たちは、スズメのように飛びたいと
思うことはないですよね。
つまり、レベルがあまりにも離れていると、
私たちはそもそも戦おうとすら思わないものなのです。
■その一方で、近い存在であれば、
その存在に近づきたいという思いが出てきたり、
その人を追い越したいという気持ちが出てきたりします。
つまり、私たちは無意識のうちに
自分が目指す目標であったり、
ライバルというものを限定した上で
日々の行動を行っているのです。
■この時、重要なことは意識的に
自分が目指したい姿というものを
明確にした上で具体的な目標を立てる
ということではないかと考えています。
あまりにも近すぎる目標であれば、
やる気が出ないかもしれませんし、
その一方で、あまりにも遠い目標であれば、
雀の羽ばたきのように臨場感が
湧いてこないということが言えるでしょう。
そのバランスをうまくとれるような
絶妙な目標を私達は作ることが大切といえるのです。
■もちろん、目標を無理に作るということを
言いたいわけではありません。
私たちは無意識のうちにある自分の範囲の中で
目標を定めてしまいがちということをお伝えしたいのです。
その点を意識して自分がなりたい姿を
明確にイメージすることができれば、
そこに向かって突き進んでいくエネルギーが
湧いてくると言えるのではないでしょうか。
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今日のまとめ
・私たちは、目指すものが遠すぎても
近すぎてもエネルギーが沸いてこないものである。
・であるならば、
絶妙な目標を意識的に作ることで、
やる気を一気に高めることができる、
と言えるのではないだろうか。
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