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優越感ではなく一体感

■ビジネスのみならず、
人間関係の構築などにおいては、
優越感を優先するのではなく、
一体感を優先することが
非常に重要だと考えています。

ここでいうところの優越感というのは、
他人と交渉をすることによって
少しでも良い条件を取ろうとすることを言います。

細かい交渉をすることによって、
良い条件を取り付けることができたのであれば、
それは満足感に直結することでしょう。

そして、良い条件を取り付けることが
できるということは、自らの利益に
直結する行為とも言えますので、
交渉というのは自分の利益に直結する
行為ということができます。

命の次に重要なものは、
お金であると言う前提で考えていけば、
交渉をし、相手に打ち勝ち、優越感を感じるということは、
肉体的な面だけではなく、
精神的な満足感も得ることができるという意味において
非常に有効といえるかもしれません。

■ただ、この時、交渉によって
損をしてしまった方は、
あなたに対してどういった感情を抱くでしょうか。

少なくとも、激しい交渉によって
金銭的な損失だけではなく、精神的な苦痛も伴う
かもしれません。

その結果、精神的な苦痛を負った人は、
あなたと再び仕事をしようとは思わないでしょう。

ここでのポイントは、金銭的な損失よりも
精神的な苦痛を感じたことによる
影響が大きいということです。

言いかえると、気持ちよく仕事ができない人とは、
どれだけ儲ける案件だったとしても、
仕事をしようとは思わないということなのです。

■これは、組織の中で働いている方の中から
反論が出てきそうですが、
確かに組織においては、
経済合理性を元に判断をすることが基本ですので、
どれだけ精神的な苦痛を負ったとしても、
その会社、その担当者と商売を続けなければいけない
ということは多々あるでしょう。

ただし、この時もし仮にあなたが会社を
辞めて独立したいと考えた場合に、
その苦痛を感じた、担当者と仕事をする
ということがあり得るでしょうか。

その人から数百万円といった単位で
利益を貰えるのであれば少し考えるかもしれませんが、
そうでなければ多少利益を得ることができるとしても、
その人と商売をしようとは思わないのでは
ないかと思います。

結局のところ、お金は大事ではありますが、
それ以上に気持ちが重要になってくるということです。

■そう考えると、優越感をもとに
仕事をしていって良い結果が踏まれる可能性は
極めて低いと言えるでしょう。

なぜなら、そのような人と一緒に
仕事を思う人はほとんどいないからです。

その一方で、一体感という言葉を基準に
仕事を進めていったらどうなるでしょうか。

一体感を生み出すためには、
相手のことを考え、お互いにメリットがある形で
ビジネスを進めていく必要があります。

その結果、ビジネスの相手は
あなたと仕事をすることによって、
プラスの感情を抱くことができるでしょう。

すると、またあなたと仕事をしたいと
言う気持ちを持ってもらえるのです。

■この感情の違いというのは、
長い目で見た時に非常に大きな違いを
生み出すと考えています。

なぜなら、プラスの感情さえ残っていれば、
何かその人に問題やトラブル(言い替えると、ニーズ)
が発生した時に、あなたのことを頼ってくる
可能性が極めて高いからです。

なぜ、あなたのことを頼ってくる可能性が高いのかというと、
他の人よりもあなたに対してプラスの感情を
抱いているからに他なりません。

むしろ、初対面の人に対しては基本的には
警戒から入ってくることが一般的ですので、
その一つ目のハードルを既に超えているという意味で、
良い関係を築けているということは
非常に大きなアドバンテージとなるのです。

■そして、一体感を生み出すことをコツコツと
続けて言った人と、一体感を乱さず、
常に自分の優越感を優先してきた人、
どちらが最終的にいろんな人と仕事を
生み出せるかと言えば、それは明らかに
一体感を中心として仕事をしてきた人と言えるでしょう。

だからこそ、私達は自分の優越感を
中心として仕事をするのではなく、
他人との一体感をつねに求めながら
仕事をしていくことが極めて重要と
言えるのではないでしょうか。

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今日のまとめ

・仕事は人が運んできてくれるもの。

・そうであれば、人との関係性は
何よりも大切にしなければいけない。

・少なくとも、
自分の優越感を優先した行動は
絶対に避けなければいけないだろう。



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