■開運なんでもお宝探偵団と言う
番組がありますが、
この番組では、家にある何気ない骨董品が
大きな価値を持っていたりすることが
見てとれます。
素人目ではすごい価値があるようには
思えないとしても、専門家から見ると
歴史や文化が凝縮された
大きな価値を持つ商品と
評価されるのでしょう。
■世間一般においては、
商品の価値というのは誰が見ても同じと言う
考え方が一般的ですが、果たしてそうなのでしょうか。
実は、商品の価値というのは、
実は人によって千差万別ではないかと
思われるのです。
■例えば、毎日夜遅くまで働いている方は
自由な時間を得るということに対する価値を
非常に高く見積もるでしょう。
その一方で、
毎日特にすることがない人にとっては、
やりがいがある仕事をすることが
非常に価値が高いことと言えるかもしれません。
このように、人によって
価値の捉え方は異なると言えるのでは
ないかと思われるのです。
■ここで、もし仮に今自分が持っている資源の中で、
誰かから見ると非常に価値が高いと
思われるものがあれば、
それは価値があるものと
みなして良いのではないでしょうか。
ここでのポイントは、
自分自身は価値がないと思っているもの、
すなわち当たり前であると言うものこそ、
人に対して大きな価値を提供できる可能性が
高いというものです。
言い換えると、
当たり前に毎日継続してやっていることだからこそ、
スキル、ノウハウが蓄積されていき、
他の人に対して価値を提供できるものになると言えるのです。
■例えば、前の例で考えていくと、
毎日遅くまで仕事をしている人というのは、
たくさん仕事をすることに対して
全く価値を見出していないかもしれませんが、
毎日長時間取り組む何かがあるということは、
仕事にやりがいを見出したい、時間を持て余している人に
とっては大きな価値があることかもしれないのです。
言い換えると、無意識のうちに長時間働いていること、
そのものが価値になり得るということです。
であるとするならば、私たちは自分に
欠けているものを価値とみなすのではなく、
既に自分が持っているものを価値とみなすように
意識をすることが重要なのではないでしょうか。
なぜなら、それが他の方と差別化を図る上で
決定的に重要な要素となりえるからです。
■だからこそ、私たちは、
自分の庭を改めて取り直して、
そこにお宝が眠っていないか確かめてみる
と言う事を意識的に行うことが
重要といえるのではないでしょうか
そのためには、他人からの視点、考え方なども
うまく取り入れていくと効率的に自分の潜在的な
強みを見つけることができるようになるかもしれません。
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今日のまとめ
・自分の強みは、
無意識から生まれることが
多い。
・だからこそ、
意識的に自分の無意識を
見つけるように意識することが
重要と言えるのではないだろうか。
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