実践に裏打ちされた再現性の高いノウハウをお伝えします

中和をするのではなく、濃度を上げる

■中和と言うのは、
酸性もしくはアルカリ性の液体などに、
アルカリ性もしくは酸性の液体などを
入れることによって、PHを調整すること
(塩を生じること)を言います。

平たく言えば、バランスを取ると
言うことができるでしょう。

私達は、普段生活する中でも
無意識のうちにバランスを
取りたがってしまう傾向があります。

例えば、ランニングをした日であれば、
少しぐらいであればデザートの量を
増やしても良いだろう思ったり、

夜遅くまで働いたのだから、
次の日は遅くまで寝ても良いだろう
と言ったものです。

■こういった考え方は、
バランスを取ると言う意味においては
良いかもしれませんが、
意識して使っていかなければ、
落とし穴にはまってしまう可能性が
あると考えています。

その落とし穴とは、
どんどん自分の都合の良い方向に
解釈が進んでいってしまうということです。

元々は夜遅くまで働いたのだから、
次の日は遅くまで寝ていよう。

と言った考え方が、ある時から、
集中して仕事を頑張ったから
次の日の遅くまで寝て良い、
といった形で、

遅くまで働いていないにも
かかわらず適当な理由をつけて
長い時間寝てしまうことや、

2分3分といった短い筋力トレーニング
であったとしても、
筋肉が疲労しているので
栄養をつけなければいけないなどの理由で
たくさん食べてしまうといったものです。

■人は言い訳を作ることの天才とも
言われていますが、こういった形で
中和をしようとすることに関しては、
人は非常に長けていると言えるかもしれません。

この中和をするという行動自体は
悪いことではないのですが、
今回はあえて逆の考え方を
お伝えしたいと思っています。

それは、酸性であれば、より酸性に
傾くように方向づけをしていき、
アルカリ性であればよりアルカリ性に
傾くように方向付けをしていくというものです。

■この考え方は、平たく言うと、
もう少し頑張ると言う表現になるかもしれません。

例えば、ある報告書を作成しており、
その時は主観的に見て非常に出来が
良かったとしましょう。

この時に、バランスを取る考え方は、
1度良い報告書が作れたのだから、
次はあまりエネルギーを入れずに
早く作成を終わらせようと言った考えを持つことです。

その一方で、同じ方向に意識付けを
していく考え方としては、
良い報告書を作ることができたのであれば、
次はより良い報告書を作ろうと言った
意識付けを行うというものです。

■普段の生活や仕事において、
このような考え方を無意識に行っている方も
いるかと思いますが、

意識的に使うことによって
成長の速度を高めることができると考えています。

例えば、ランニングを行うのであれば、
さらに健康な体を作る為、
脂肪分が多い食事を制限すると言った事や、

朝早く起きたのであれば、
その時間を有効活用するために
高い集中力を持って朝の時間を
過ごすと言ったものです。

■もちろん、全ての行動において、
同じ方向に強い意識付けをしていくことは
どこかで気持ちが切れてしまうこともありますので、

バランスを取りながら進めていくことは重要ですが、
少なくとも同じ方向に意識付けをすることが
大切であると言うことを頭に入れておけば、
少しずつ日々の生活や行動が変化していくと
言えるのではないでしょうか。

特に、好きなことであったり、
エネルギーを注ぎこみたいものであれば、
酸性をより強い酸性にするべく、
どんどんエネルギーを注ぎ込んでいくことによって
成長の確度を高めることができると言えるでしょう。

+++
今日のまとめ

・人は無意識のうちに
バランスを取ってしまう
ものである。

・そんな時は、
あえてバランスを崩してみるのも
良いかもしれない。

・一つの方向に振り切ることで、
大きな強みが生かされることも
あるだろう。



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