■私たちが生きる目的は、
人によって様々な解釈があると思いますが、
一つの考え方としては、
プラスの感情を感じるということが
挙げられると思っています。
つまり、嬉しい、楽しいといった
気持ちになりたいので、
そのために色々な行動をしているということです。
■シンプルな例で言えば、
ご飯を食べると言ったことも
突き詰めれば、美味しいご飯を食べることによって
満足感を得ることができる、ということや、
近しい方と会話をすることによって
一体感を感じることができるといった
感情を味わいたいということが目的になっているようです。
ここからは、この仮定を元にお話をしていきます。
■私たちが日々生活をしていく中では、
この、感情を動かすという部分が
見えなくなってしまいがちです。
例えば、日々の生活をする中では、
給料や売上など、お金に関することが
大きなウエイトを占めているでしょう。
お金を稼ぐのはなぜかというと、
お金を持つことによって様々な感情と
交換をすることができるからですが、
気が付くとそういった目的を忘れてしまい、
とにかくお金を稼ぐということに
終始してしまいがちです。
これを違う言葉で言い換えると、
手段が目的化すると言えるでしょう。
そして、この手段と目的の
履き違えというのは、日々の生活の様々な
段階において発生してくるものだと考えています。
■例えば、お金を稼ぐと言う行動の下にある
アクションプランとしては、
営業をするであったり、
何らかの商品を作る
すると言ったことが挙げられるでしょう。
これも、元々の目的はお金を稼ぐため
だったのですが、ずっと同じことを
続けるうちに、営業をすることそのものや、
何かを作ることそのものが目的となってしまい、
何のために今行動をしているのか
ということがぼやけてしまうのです。
ここで、少し戻していきましょう。
■私たちが生きる目的というのは、
プラスの感情を感じるため
ということをお伝えしてきました。
そして、その目的を具体的なレベルに
落とし込んでいくと、
お金を稼ぐということや、
日々の営業活動といったアクションに
落とし込まれていくということを
お伝えしてきました。
ところで、この時、日々の行動そのものによって、
自分がプラスの感情を味わうことができれば、
それは最高のことだと思わないでしょうか。
もちろん、お金を全くもらわないで、
ただ働きをすると言う極端な議論を
しているわけではありません。
■本来の目的に沿って考えるのであれば、
お金を儲けると言うことも、
日々仕事をすると言うことも、
自分の喜び、すなわちプラスの感情に
紐付けていけばいくほど、人生が豊かに
なってくるということをお伝えしたいのです。
そして、そういった点を意識しながら
日々の行動を考えていくと、
今自分が何をすべきかということが、
もう少し具体的に見えてくるのではないでしょうか。
その際に、樹形図のようなものを
イメージすると良いと思われるのです。
自分の行動に一貫性を出し、
日々の行動を積み上げていく、
そしてそこにプラスの感情も混じってくれば、
おのずと人生が良い方向に
動いていくのではないでしょうか。
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今日のまとめ
・人は、手段が目的化して
しまいがちである。
・そんな時は、今、何のために
行動しているかを改めて
整理すると良いかもしれない。
・その中でも、最終ゴールを
プラスの感情を得ること、
とするならば、
感情と日々の行動を結びつけるよう
努力することが重要と
言えるのかもしれない。
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