■竹の林を見ていると、非常にたくさんの竹が
狭い場所に植えられていることが分かります。
植物が育つためには、
太陽の光がなければいけませんので
どの竹も上に伸びて、光を浴びようとすることでしょう。
この時、後から生えてきただけというのは、
既に他の竹が伸びてしまっている状況が
スタート地点ですので、初めのうちは
ほとんど太陽の光を受けることができません。
そして、上に上にと伸びていっても
なかなか光は見えてこないことでしょう。
■ですが、周囲にある竹を超えた瞬間に
太陽からの光を大きく受けることができるようになり、
成長が一気に加速されていくのです。
ここでのポイントは、光を浴びていない状況から、
浴びることができる状態への変化は
一瞬のうちに訪れるということです。
これは、私たちの成長においても
同じことが言えるのではないかと考えています。
つまり、成長というのは、
段階的に進んでいくものではなく、
ある瞬間に一気に伸びていくものなのです。
■ただ、大きな成長が訪れる前は
その瞬間が待ちきれずに、
途中で諦めてしまうことも多いかもしれません。
伸びてる最中に太陽が出ている場所を
見つけることができないように、
私達もどの瞬間に成長が待っているかということは、
事前には理解することができないのです。
ですが、ある瞬間に大きな成長を
感じることができるようになるのは、
伝記や実体験から考えても間違いない事実
と思われるのです。
■であるとするならば、私たちは
いつ成長するのかということを考えることに
意味はなく、ただひたすらに伸び続ける
ということだけを考え続けるのが重要と
いえるのではないでしょうか。
いつか太陽の光を独り占めできるような
状態を作るべく、光が当たっていない状態でも
コツコツと努力を続けることが重要と言えるでしょう。
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今日のまとめ
・成長は、ある瞬間突然
訪れる。
・しかし、その瞬間を
事前に知ることはできない。
・であるならば、私たちは
その瞬間のために一瞬の努力を
重ねることが重要と言える
のではないだろうか。
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