■部屋というのは何も考えずにものを置いていけば
どんどん散らかっていくことは避けられません。
このとき、常に決まった場所に決まったものを
しまっておくと言うルールを作ることも
有効かもしれませんが、新しいものがどんどん
増えていくにつれて、整理整頓する、ルールも
更新していかなければいけないことでしょう。
1回1回のものの整理であれば、
そこまで時間はかからないですが、
1度荷物が溜まってしまうと気持ちの上でも
非常に後ろ向きになってしまうのではないかと思います。
仕事でも、片付けでも、溜まっていけば溜まっていくほど
どんどん手を付けることができなくなってしまうのです。
■これは整理整頓の場面だけではなく、
ビジネスの場合でも同じことが言えます。
何か返事をしなければいけない場合など、
時間を置けば置くほど返信がしづらくなってしまうものです。
そして、相手に対してタイムリーな
レスポンスをすることができないと、
相手の評価も下がってしまいます。
結果として何もいいことはありません。
■この時、ものが増えた瞬間に整理整頓をすることや、
仕事において前広に物事を処理していくと言うことは、
ちょっとした気の持ちようで改善することができると考えています。
端的に言うと、それは来た瞬間に処理をするだけです。
この時、私達は何かやるべき事が来た瞬間に潰す習慣を
身につけることが何よりも重要と言えるのではないでしょうか。
その時一つの考え方としては、完璧なものを返すのではなく
80%の精度であったとしても、ある程度まで形になったら
アクションに落とし込むという方針が挙げられます。
■時間が経った上で90%の精度で何かをすると
時間を置かずに80%の精度で何かをする場合、
後者の方が一般的には高い評価を得ることができると言えるでしょう。
スピードを高めることによって
それ自体が価値に繋がっていくのです。
■早く進めるだけで価値が高まると言うのであれば、
やらないのは完全な損ではないでしょうか。
だからこそ私たちは一つ一つの小さいタスクであっても
瞬間瞬間で片付けていくという習慣を
身につけることが重要といえるかもしれません。
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今日のまとめ
・何かに取り組む際には、
とにかくスピードを重視する。
・時間が経ってしまうと、
どんどん後ろ倒しに
なってしまうからである。
・スピード感のある80%は、
スピードのない90%に勝る。
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