■目の前に稲が広がっている
場面を想像してみましょう。
そして、手には鎌があります。
鎌を使って稲を刈り取っていけば、
どんどん収穫できるお米の量が
増えていくことでしょう。
この時、刈ったお米の量と言うのは
目に見えるものですので、高いモチベーションを
保ちながら稲を刈っていくということが
できるかと思います。
その一方で、稲を植えるという場合について
イメージをしてみるとどうでしょうか。
■1本1本の稲を植えていくという作業は
地味に見えるものであり、なかなかやる気が
出てくるものとは言えないかもしれません。
ですが、稲は植えれば未来に大きな実りをもたらしてくれます。
この時、頭の中で収穫している状況をイメージしながら、
稲を植えていくと言うことが大切といえるかもしれません。
高い集中力を持ち、スピード感をもって
あたかも稲を刈っていく時のように
稲を植えていくのです。
■これは、普段の仕事においても最終的なプレゼンの場面や
営業をしている場面を想像しながら、今の一瞬一瞬を
過ごすことが大切ということを意味しています。
ぶっつけ本番でその場での対応がたまたま
うまくいくこともあるし、うまくいかないことも
あるかもしれませんが、
少なくとも普段の生活においても、
最終的なゴールを見据えていれば日々の緊張感が高まりますし、
何よりも最終的な結果がどうであったとしても、
自分自身のスキルの向上能力の向上に
繋げることができると言えるでしょう。
■今、目の前に稲がないからやる気を出さないという
考えは、天からお金が降ってくるような状況を
イメージしているのと同じと言えるかもしれません。
その様な状況を考える時間を減らし、
自ら収穫を増やす方向に持っていくように
シフトすることによって、未来と今を近づけ、
将来得られる果実の量を多くしていくことが
できるようになるのかもしれません。
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今日のまとめ
・目の前の成果よりも、
成果を生むための作り込みが大切。
・そのためには、
成果をイメージしながら今を過ごすこと。
・短期視点ではなく、長期の視点を持って
一つ一つの行動を積み重ねることが
大切と言えるのではないだろうか。
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