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逆上がりを言語化してみる

■小学生の頃、体育の授業などで
逆上がりに挑戦したことがある方も
多いと思います。

1度コツをつかんでしまえば
何ということはないのですが、
コツを掴むまではなかなか難しいですよね。

ここで、少し立ち止まって考えてみると、
逆上がりというのは非常に複雑な
行為であると言うことが分かります。

手と足の両方の力を使い、はじめは力を前に飛ばしていくのですが、
前に力を向けるだけでは回転することはできず、
どこかのタイミングで前に向けた力を上に持っていく
必要があります。

このバランス・タイミングが非常に難しいのです。

■また、この逆上がりのポイントをしっかりと
言葉に整理して伝えるということは、
逆上がりのコツを体得する以上に
難易度が高いと言えるのではないでしょうか。

そして、一度出来てしまえば簡単になるものであっても、
それが分からない人にとっては
非常に難しいことであると言えるのです。

これは、逆上がりに限った話ではなく、
どんなものであったとしても、複雑な組み合わせから
成り立っているものについては、感覚をつかむことが
非常に難しいと言えるでしょう。

■そう考えてみると、私たちは、無意識に
できてしまったことであっても、一つ一つの行動を
言語化することが大切だと思えてならないのです。

なぜなら、自分ができることであったとしても、
それを相手にしっかりと伝えることができなければ、
コミュニケーションを図ることができないから。

違う表現をすると、相手に対して何らかの価値を
提供するということは、自分ができている抽象的な概念を
具体的なレベルに落とし込み、それを相手に伝えると
言うことができるのではないでしょうか。

だからこそ、何かを相手に伝えるという
ビジネスをしているのであれば、誰に対しても
しっかりと説明できるような言語化を
しなければいけないのです。

■普段の生活の中でも、逆上がりのように、
一見簡単そうに見えることをしっかりと言葉に
落とし込む習慣を身につけると言うことが、
相手に対して価値をしっかりと提供するという
観点において重要といえるのではないでしょうか。

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今日のまとめ

・一度できるようになった人と、
できない人の間の断絶は意外と大きい。

・このとき、できるようになった人でも、
それをしっかりと言葉に落とし込んで
伝えるのは難しいものである。

・だからこそ、意識して普段の行動を
言葉に落とし込む習慣を身につけることが
重要と言えるのではないだろうか。



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