■ルーターというのは、一つの場所から来たものを
複数に広げていくと言う役割を果たしています。
例えば、複数の人がインターネットを楽しむ場合、
一つのルーターから、複数のケーブルが引かれてきて、
それぞれのパソコンに接続されることによって
複数の人が同時にインターネットを使うことが
できるようになります。
一つのものを複数に広げることができるというのが、
ルーターのメリットと言えるでしょう。
■この時、自分自身をルーターに
見立てるとどうなるでしょうか。
少し具体的な表現をすると、大元から持ってきた線を、
複数の配線を介してたくさんの人に対して流していくという
イメージです。
この時イメージしたいのは、
配線の本数をどれだけ増やしたとしても、
自分自身に影響はないということ。
さらに、自らが抱え込んでしまった場合、
何も意味をなさないということです。
■例えば、何か学習をする場合、まずはインプットをしますが、
インプットしたままで止めてしまうということは
ルーターにおいて何も外部に対して発信をすることなく、
自分のところで止めてしまうことを意味します。
こうなると、余計な情報が自分の中で滞留してしまい、
整理がつかなくなってしまうというデメリットも
発生してしまいます。
そうではなく、入ってきた情報を常に先に流すような
意識を心がけていれば、常に自分の頭の中は
すっきりとした状態になり、新しい流れがどんどん
生まれてくるのです。
入ってきたものを止めずに流す、
こんなイメージを持ちながら学んでいくことによって、
学びの効率を高めることができるかもしれません。
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今日のまとめ
・何かを学ぶ時は、
自分で止めても何も意味はない。
・ルーターのように、
できるだけ多くの人に
情報を伝えることが
大切と言えるのではないだろうか。
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