実践に裏打ちされた再現性の高いノウハウをお伝えします

伝え続けることが大切である

■改めて感じているのですが、
どれだけこちらが伝えたと思っても相手は
その2割ぐらいしか受け取っていないと
考えた方が良いでしょう。

相手がどれぐらい受け取るかということは、
相手の今までの経験や知識の量などによっても
大きく変わってきますが、いずれにせよ全てを
伝え切ることはほぼ不可能であると言う
認識を持つことが大切です。

これは大きく分けると二つに分類できるのではないかと考えています

■一点目は聞き手というのはあるバイアスを
かけた状態でその話を聞きますので、
違う意図として捉えられてしまう可能性があるということ。

例えば営業の仕事をして、とにかくすぐに
売上を上げなければいけないと
考えている人があるセミナーに参加したとしましょう。

この時、セミナーをする側、すなわち講師の方と言うのは
長い時間軸をかけて売り上げを上げていく
方策について話をしていたとします。

そして、たとえその講演のテーマが長期的に
売上をあげる方法であったとしても、
聞き手の人というのはすぐに売り上げを
上げなければいけないという感情が入っていますので、
売り上げが上がるとこしか頭に入ってこないのです。

この時、講演をしている側から考えると、
長期的という言葉が入っていますので、
皆さん全員が、そういった前提で話を聞きに
来ると考えていますが、そこに落とし穴があるということです。

■二点目としては、そもそもの状態として
興味を持つことができていないということ。

これが何を意味しているのかというと、
とりあえず時間があるからセミナーに
参加してみると言ったイメージです。

こういった方は目的を持つに持たずに来ていますので、
話を聞いたとしても頭に引っかかる度合いが少なく、
結果として伝えたい側のポイントとなる情報と
聞き手側が残っている情報に大きなギャップが
生まれてしまうということです。

どちらの場合にしても、ポイントとして
抑えておかなければいけないことは、
自分と相手の価値観、期待値というものを揃えるということ。

それが合わない限り、お互い話をしても
噛み合うということはないのです。

■よく仕事をする時になんとなく方向性が
違うと感じることもあるかもしれませんが、
これは大きな方針について共有ができていない
ということが原因として挙げられるかもしれません。

そして、どんな小さな会話コミュニケーションで
あったとしても、その先にある目的と言うものが
しっかりと共有されていない限り、
うまく噛み合うことはないということが言えるでしょう。

■何かを伝える側としては、
基本的には目的をしっかりと持った上で伝えてきます。
だからこそ受け手とギャップが生じてしまうと言えるでしょう。

であるとするならば、私たち伝える側がすべき
ことというのはしっかりと相手との価値観を
まず揃えるということ、つまり、本題に入ると言うのは、
そのあとからしなければいけないのです。

こういった点は常に意識をしないとなかなか
実践することができず、いきなり本題に入って
相手との温度差が大きくなってしまうと
言ったことにもなりかねませんので、常に意識して
することが重要と言えるでしょう。

+++
今日のまとめ

・自分が伝えたいことはほとんど相手には
伝わっていないと思うべき。

・そして、相手に伝えるレベルを
上げるには、期待値を事前に
しっかりと揃えることが大切。

・まずは相手と同じ目線に立つことが、
伝える上での大前提になると言えるのでは
ないだろうか。



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