■人との関係性というのは、
何もしなくて改善されていく
ということはあり得ません。
これは簡単にイメージできる
のではないかと思います。
小学校や中学校時代、毎日のように
一緒に遊んでいた友人であったとしても、
10年間も連絡を取り合うことがなければ、
ほとんど他人のようになってしまうでしょう。
■人は時間が経つにつれて色々なことを
基本的には忘れていってしまうものですので、
友人との関係性も時間が
経つにつれて薄れていってしまうものなのです。
そして、時間が経つと、または年齢を重ねてくると
色々な人との関係性が
薄れていってしまうということも事実。
これは言い換えると、学校のように強制的に
集まる場所がないからということも
できるかもしれません。
学校や職場で関係性が生まれるのは、
強制的に何回も会う機会があるからです。
■そう考えていくと、人との関係性と言うのは
意外に強い部分と弱い部分があるということが
言えるのかもしれません。
だからこそ、私たちは、学校などのように強制的に集まる場が
ない状況においては、そういった環境を
強制的に作っていく必要があると言えるのではないでしょうか。
少なくとも、長い期間一緒にいる人と生まれた
関係性というのは、人生を間違いなく
豊かにしてくれるものだと思います。
ただ、歳をとっていってしまうと、
そういった人との関係性が薄れていってしまうというのは、
社会の構造上仕方ないと言えることでしょう。
だからこそ、人が集まる場に私達は
入っていく必要があるのです。
■この時、大切になってくるのが、自分なりに
人との関係性を維持するルールを作っておくということ。
強制的に外に出なければいけない状況でない限り、
意識的に関係を紡いでいかなければ、
たちまちその関係は薄れていってしまうことでしょう。
■また、学生の時のような友情というよりは、
大人になってくるとどうしても、ビジネスの観点での
付き合いというものも入ってきてしまいます。
それはある程度入れた仕方がないことだと思いますので、
少なくともビジネスの観点も頭の中にイメージをした上で、
相手との関係性を維持するための仕組みを
作っていくと言うのが大切と言えるでしょう。
単純に考えると、何かしらお互いの関係が
あることによってプラスの方向に
向いていくことが大事と言うものです。
そういった関係性をしっかりと維持発展させて
いけるような形を整えていきましょう。
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今日のまとめ
・人の関係性というのは、
強い部分と弱い部分がある。
・ただ、少なくとも意識的に
関係を維持しようとしない限り、
関係が深まることはない。
・また、大人になれば友情だけで
成立する関係はすくない。
・だからこそ、相手のためを
思った行動が必要になってくると
言えるのではないだろうか。
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