■頑張ったことは、
具体的に形として残しておくと
やる気を維持しやすくなります。
■日々の生活の中では「今日は頑張ったなあ」
と思える日もあるかと思いますが、
そういった日は気持ちも高揚していますので、
そのまま良い気分で1日を
終えてしまうことが多いかもしれません。
そうすると、次の日に仕事に取り掛かろうとした場合、
昨日の大きな成果が頭の中に残ってしまっているので、
その残った昨日の成果と今日の現状を比較をしてしまい、
なかなか集中して仕事に取り組み始めることが
難しくなってしまうという問題が発生します。
結果として、その日の仕事の効率が
下がってしまう可能性が高くなるのです。
■ただ、そうは言っても
昨日の自分と今日の自分は同じ「自分」。
そうであれば、
今日の自分を昨日の自分の連続の延長線上に
置くかどうかが大切なことと言えるのではないでしょうか。
■そして、そのために必要なことが、
頑張った1日の記録を残しておく
ことだと思うのです。
具体的には、日記を書くということが
分かりやすいかもしれません。
日記を書いていく中で、
何かに対して頑張ることができた場合、
その頑張ったことというのを
具体的に言葉に残しておくのです。
■そして、さらにそこから次の日の日記の中に
「1日を頑張る」という言葉を残しておけば、
今日と明日を繋げることができるようになります。
そのようにして、
1日1日を常に頑張ることができる状態に
仕向けていくのです。
■結局のところ、
これは何かというと、日々自分のテンションを下げずに
過ごすことが大切ということに他なりません。
人は感情によって気持ちを動かされてしまいますので、
毎日完全に同じ状態でいることはできません。
ただ、そうであったとしても、
感情をある程度コントロールすることは可能です。
そして、
意識的にコントロールをするかしないかということが、
日々の生産性を高めるという上で
非常に重要になってくるのです。
今回ご紹介した内容というのは、
日記に頑張った記録を残すという非常にシンプルなものです。
しかし、実際にやってみると
非常に大きな効果があることが実感いただけるかと思います
こういったひとつひとつの小さい
ルールの積み重ねによって、
常に自分自身をモチベーションが高い状態に
保つことができるようになるのです。
ちなみに、
今回の場合において1日を頑張ることができなかった場合、
そういった場合においても次の日の日記には、
「明日もっと頑張ろう」と書いておくことが大切です。
詰まるところ、常に明日の自分を
勇気づけ続けるということなのです。
この習慣を身につけることによって、
日々の気持ちの浮き沈みというのを
減らすことができるようになり、
それが生産性の向上に繋がっていくと
言えるのではないでしょうか。
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今日のまとめ
・毎日を過ごして行く中では、
大きな充実感を得ることが
できることもあれば、
あまり得られないこともある。
・そんな時、大切なのは、
常に高い充実感を得られるように
すること。
・そのためには、
一日一日の連続性を
担保するようにすると
良いのではないだろうか。
・充実した一日を
次の日にそのまま繋げて
いくことができれば、
毎日の充実化を高めることが
できるようになるだろう。
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