■どんな分野でも、
まずは一番をとることが大切です。
一番を取ることが大切ということは、
多くの人が既に知っていることだと思いますが、
実際に実践している人は
非常に少ないと感じています。
確かに、
競合が沢山いる状況において
一番を取るということは
簡単なことではないですよね。
さらに、
どの分野で一番を取るのかという点について
決めることも簡単ではありません。
つまり、
一番を取るということを考えた場合、
大きな障壁の一つは、
どれだけ市場を狭めていくかと
いうことだと考えています。
■極端な話、
誰か1人だけを対象とした分野において
一番になると言うことは難しくありません。
なぜなら、その人が求めているものに
合致したものを作ればいいからです。
ただ、それが2人、3人、4人となってくると、
少し抽象的なものにした商品を
提供する必要が出てきます。
そして、こうした抽象化をするほど、
1人1人の気持ちに刺さり込むような
商品ができる可能性は低くなっていきます。
では、この時にどういったことを
意識しながら考えていけばいいのかというと、
まずは一人に絞り込んで、その人のニーズに
圧倒的に応えている商品を作れば良いのです。
先日、
具体と抽象の所でもお話をしましたが、
人の気持ちを動かすという点においては、
まずは具体的なものから入っていくという事が
必須になってきます。
ですので、何か商品を作る時にも、
具体から入っていくことによって相手の感情に
訴えた商品を作ることができるようになるのです。
■そして、
1人に当てはまった商品の
改良を繰り返していくのです。
つまるところ、
私達がすべきことを言うのは、
その1人の人というのを見つけて
その人の考えというのを徹底的に
リサーチするということと言えるかもしれません。
その人が望んでいるものをしっかりと
整理することができれば、
そこから良い商品が作れますし、
良い商品を作ることができれば、
そこからどんどん改善をしていくことが
できるようになるからです。
そして、その人がどういったところに
感情を動される動かされるのかというところまで
意識を向けることができれば、
高い売上を上げることができる商品が
できるのではないでしょうか。
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今日のまとめ
・どんな分野であれ、まずは
一番になることが大切。
・一番になるためのコツは、
一人に絞り込んだ商品を
作ること。
・一人に絞り込んだ商品で
あれば、それが売れないはずが
ないからである。
・その人の感情の動きまで
意識しながら商品を作ることで、
良い商品を作ることができ、
結果としてそれが多くの人にも
受け入れられる商品の
素地になるのではないだろうか。
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