■インターネット使って集客するにしても、
最終的には人と人との関係性、
ここに帰着します。
(もちろん例外もありますが。)
そう考えると、
私たちが考えなければいけないことは、
一対一の関係性というのをどこまで
深めることができるか、
そしてどこまで広げることができるか
という点ではないでしょうか。
■問い合わせが山のように来たとしても、
その後の面談で、
この会社と付き合ってもしょうがない、
この人とは一緒に仕事をしたくない
と思われてしまえば次はありません。
■これを言い換えると、
どうやって縁を繋いでいくのか、
この点を意識して自分なりのルールを
作るということが大切と言えるのではないでしょうか。
■縁という言葉を聞くと、
偶然生まれたもの、
たまたま発生したものという
考えを持つかもしれませんが、
実際はそうではないなく、
縁というものを最大化できるような
ルールというものはたくさんあると
考えています。
今回はその縁を大きくする
ルールについて考えていきましょう
■まず大前提として必要になってくるのが、
自らが相手に対して何かプラスのものを
持ち帰ってもらおうと思う姿勢です。
ただ、なんとなく話をした、
なんとなく気が合った、
楽しい会話だった、
これはこれで大切なことなのですが、
楽しい会話だけでは次に繋がる可能性は低いです。
■もちろん、
これが、友人関係や昔から仲が良い
関係であれば話は別ですが、
基本的には人というのは何かしらの
メリットを感じなければ、
その人と付き合おうとは思わないですよね。
時間は人生における貴重な資源だからです。
■そう考えると、ただ自分が楽しい、
ではなくて、少なくとも相手を楽しませる、
という意識を持つことが大切と言えるでしょう。
その上で、提供できる価値というものを
自らしっかりと絞り込み、
それを強くするということが、縁を維持する上で
まず大切になってくるのではないでしょうか。
■このスキルを身につけると言うことは
簡単なことではありませんが、
少なくとも、
このスキルがない中で
たくさんの人に会ったとしても、
相手との関係性が維持される
可能性は低いと言えるでしょう。
そして、自らが相手に
提供できるものを持ったあとに
何をすればいいかと言うと、
その縁が生まれる可能性を
最大化するということを考えるのが
大切と言えるのではないでしょうか
■縁を最大化するというのは、
端的にいうと多くの人と出会う数を
増やしていくというものです。
■この時、ただ闇雲に会うというのでも
ダメなのですが、勝手な理由をつけて
全く合わないということもダメです。
この辺りのバランスが
非常に難しいのですが、
この点を違う言葉で言い換えると、
自ら目的を持って縁が発生しそうな
場所に向かうということが
大切と言えるのではないでしょうか。
■例えば、弁護士の方が縁を広げたいと
考えているとします。
この時、この弁護士の方が縁を広げるためには
その場に対して何か価値を提供できる、
言い換えると、
相手がこちらの価値を求めている
可能性が高い場所に行く必要が出てきます。
その場所というのは、もしかすると
どこかの企業のセミナーかもしれませんし、
個人の場合は、
何かトラブルが発生している可能性が高いような
場所に行くというのが
一つの可能性として考えられるでしょう
■こういった戦略を立てずに、
小学校の保護者会などに
積極的に参加するということをしても、
それが縁に繋がる可能性は高いとは言えません。
ただ、逆説的ではあるのですが、
だからといって保護者会に出ない方がいいと
言うものでもありません。
そういったところから縁が
発生してくる可能性も十分に考えられるからです。
少なくとも、何も考えずに動くというよりは、
しっかりとした目的を持って
動くということが大切になるでしょう。
■そして、目的を持って実際に行動したら、
その後においては具体的なメリットなどは
完全に忘れてしまうこと、
これが大切ではないかと思っています。
言い換えると、その時間というのは
相手がプラスになるようになるためには
どうすればいいかということに対して
徹底的に頭を使って考え尽くすということです。
そういった考えがなく、自分の仕事に
つなげようということを考えると、
それが相手にもしっかりと伝わってしまい、
相手からすると少し警戒感を持ってしまう
可能性があるかもしれません。
■つまり、自然と相手に対して
メリットを提供する習慣を身につけることが、
最終的に仕事に繋がるという意味において
大切になってくるのです。
この形ができれば、
とにかくたくさんの人に会って、
相手に対してメリットを話し続けることによって
仕事が増えていく、
そんな良い循環が生まれてくることになるでしょう。
■繰り返しになりますが、まずそういったメリットを
伝えることができるようになるためには、
自分がどういったメリットを提供できるのか
ということについてしっかりと
頭を整理していくことが大切です。
だからこそ、まずはしっかりと
自らの強みを磨くということ。
そしてその上で目的を持って多くの場に顔を出す
ということ。
この二つをまずは意識することが、
縁を広げる上で大切と言えるでしょう。
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