実践に裏打ちされた再現性の高いノウハウをお伝えします

トスバッティングから始める

何かを始める時には、
簡単なところから徹底的に
反復することが重要だと考えています。

例えば、あまり良い例では
ないかもしれませんが、、
飛び込み営業の場合を考えてみましょう。

オフィスを借りている人は
共感していただけると思いますが、
今の時代であっても、
飛び込み営業で飛び込んでくる方は、
後を絶ちません。

私の場合、99%以上の確率で
すぐにその飛び込み営業で来た方を
追い返してしまいます。

なぜか追い返すのかというと、こういった方々は
自社の売り込みをすることに精一杯で、
こちらのことを何も考えていないからです。

例えば、
御社の〇〇事業で、、といった話があれば
(当社のことを少しは調べてきたんだ、
という意味において)
少しは興味が持てるかもしれませんが、

(当社の)〇〇はどうでしょう?
といきなり言われた所で、
よほどのことがない限り、
それが欲しいということはないですよね。

当たり前と言えば当たり前なのですが、
飛び込み営業で案件を取るというのは、
今の時代においては極めて難しいことと
言えるのではないでしょうか。

知り合いから何かを買うのにも
ネットを見て検討をするような時代です。

とりわけ、インターネットの普及によって、
私たちは購買する前に、
その商品が本当に信用にたるものなのか、
簡単に調べることができるようになりました。

そう考えると、
情報の非対象性があった昔であれば、
飛び込み営業で一定確率の成約が
あったかもしれませんが、

今の時代において飛び込みで案件を
取っていくということは、
自らビジネスを難しくしている、
としか思えないのは私だけでしょうか。

ましてや、
飛び込み営業というのは、
飛び込んだ先の相手が
どんな反応をするかがわかりません。

そんな中、相手がどんな反応を
するかわからないにも関わらず、
とにかく数だけをこなすということが
本当に意味のあることなのでしょうか。

100歩譲って飛び込み営業を
肯定するにしても、
私は、少なくとも自分の頭の中で徹底的に反復した
シュミレーションをすることは
必須だと考えています。

自分の頭の中でシミュレーションを
するということは、あたかも野球で
トスバッティングをするようなものです。

トスバッティングにおいては、
自分が同じ高さにバットを
出すことができれば、
必ず同じようにボールが
飛んでくるということを意味します。

それでもボールを同じ場所に
飛ばせないということは、
自分の型が定まっていない。
ということを意味します。

トスバッティングで打てないにも
関わらず、どんな球を投げてくるか
分からないピッチャーから
球を打つこと何てできるわけ
ないですよね。

そして、自分の頭の中で
営業のシミュレーションをするというのも、
トスバッティングと同じです。

自分の頭の中で営業開始から
成約まで、具体的にイメージできて
はじめて、論理的に相手と話すことが
できるようになるのです。

ここで、自分の頭の中でも成約まで
たどり着くことができないにも関わらず、
飛び込み営業をしたところで、
相手のリアクションに対応することができず、
撃沈されてしまうことは目に見えています。

結局のところ、まずは基礎の型を
固めることが大切なのです。

ところで、ここでお話ししたのは、
飛び込み営業の例ですが、
これはどんな仕事においても
同じことが言えるのではないでしょうか。

まずは自らが顧客となりきり、
その商品が本当に欲しいかどうかを考え、
欲しいと思えるところまで頭の中で
会話のシミュレーションを続ける。
これが大事になってくると考えています。

そして、本当に欲しいと思えなければ、
そもそもその商品を売るべきか。
という観点から考え直すのです。

この習慣を身につけた人と、
身につけずに突撃をする人の間には、
数年の間で埋めようがない差が
生まれることでしょう。

また、飛び込み営業は
少なからず時間を消費します。
(よく考えれば、
精神も消費しますよね。。)

その一方で、シミュレーションは、
どんな場所、どんな時であったとしても頭の中で
試行回数を増やすことができるということも
大きなメリットです。

朝、通勤中に歩いてる最中でもいいですし、
電車に乗っている最中でも
頭の中でシュミレーションをすることはできます。

ビジネスがあれば、どんなことであっても、
まずはトスバッティングをする。
すなわち、自分の頭の中で同じことを
反復して同じ結果が出るまで
シミュレーションを回し続ける。
これが大切です。

当たって砕けないためにも、
しっかりと頭の中でシミュレーションを
重ねる習慣を身につけることが
大切と言えるでしょう。



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