小数の法則という言葉をご存じでしょうか?
これは、一言でいうと確率の考えを
信じない考えをしてしまいがち。
ということを意味しています。
例えば宝くじ。
宝くじに当たる確率は、
毎年600枚を100年間
買い続けて、
0.5%だそうです。
つまり、普通に買っていたら、
まずあたることはないのです。
しかし、それでも当選した人の
映像などを見ていると、
思わず自分も当たっているのではないかと
思ってしまう。
それが小数の法則です。
そして、今のような情報化社会では、
自分が小数の法則に囚われていないか、
しっかりと意識する必要があるでしょう。
テレビの街頭インタビューなどもそう。
何人もインタビューした人の中から、
目的に沿ったインタビューだけを
放送するだけでも、その情報に
影響を受けてしまうのです。
今の世の中では、ありとあらゆるものが
売られていますが、売る手段としても
小数の法則が使われています。
この法則をしっかりと理解し、
自分で判断する習慣を身につけない限り、
正しい選択をする可能性を高めることは
できないでしょう。
人はすくなからず周囲から影響を
受けています。
その影響は、良いものもあれば
悪いものもある。
良いものだけをしっかりと取り込み、
悪いものは排除する。
そんな考えをしっかりと持つことが
長い目で見て成功の確率を上げることに
つながっていくでしょう。
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