農業に従事している
友人がいるのですが、
ほぼ毎日休みなく、
畑に出ているようです。
ただ、一年間、
毎日畑に出ていっても、
天災によって収穫が減ってしまう
こともあるそうです。
それでも、
本人は農業が好きなので
楽しそうに毎日過ごしています。
そんな友人のことに
思いを馳せながら、
ふと、農業とビジネスって、
全く同じなのではないか?
ということに気がつきました。
ビジネスでは、まずは事業の種まきを
しなければ何もはじまりません。
そして、種をまいたとしても、
毎日水をあげ続け、少しずつ
成長を見守っていく必要があります。
更に、どれだけ時間がかかったとしても、
天災(急激なビジネス環境の変化)によって、
その事業が失敗することも普通に起こります。
更に、農業では品種改良が続いているように、
ビジネスでも常に自らを作り変えていかないと、
あっという間に時代遅れになってしまいます。
農作物を安く作る=サービスを安く
提供するための、コスト削減も必要でしょう。
これほどの壁があることを
目の当たりにすると、
ビジネスを興すということに対して
おっくうになったりもしますよね。
ただ、
ビジネスを新たに立ち上げている人は、
単純にそれが「好き」な人が
多いのだと思います。
金持ちになりたい。という動機も
力にはなると思いますが、
継続的な力にはならない場合が多い
でしょう。
何事も、「好き」をベースに考えることが
重要。
農業とビジネスの類似点を目の当たりにして、
改めてそのようなことを考えたのでした。
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